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アマチュア試合に参加する方へ…


HIDESでは試合に出場するための規定を決めています。最低でも週に4回、もしくは8時間以上の練習を最低ラインとしています。その後指導員がどの階級に出場するかを決めていきます。月に数回しか練習をせずに出場することはさせません。逆にプロ選手にはそういう規定は設けません。プロなので勝つために何をやるべきか、何が必要かをアマチュア時代にわかっているはずです。

試合は、KICK、柔術、MMAの試合があり、各種目にいろいろな団体があるので指導員に相談して、どの団体に出場するのかを決めていきます。

KICKだけでも団体によってルールが異なり、そのルールに沿った練習を行います。K1ルールではキックキャッチが無かったり、A、B、Cクラスなどのレベル別がある。初出場者はCクラスという初心者レベルから始まる。ノックアウトは組からの膝蹴りやクリンチが認められていて、これもA〜Cクラスがあるが、クラスによっては顔面への膝は禁止の場合もある。それ以外の団体もまたルールが違ったり。ルールを知っていることが勝敗を決めることもあるので、ルールは熟知しないといけない。

余談だがプロで試合後に相手のコーナーに挨拶するのが暗黙のルールだが、アマチュアの試合では時間の関係で挨拶が禁止の場合がある。これもルール説明、前の試合を見て確認しておかないとです。

KICKの試合時の服装ですが写真にあるようにジムのロゴが入ったもの、上半身裸でもいいが、シャツを着る場合は体にフィットしたものをズボンの中に入れる。**ズボンはずり落ちず、固い金属やポケットが無いものじゃないと出場できません。**マウスピース、ファールカップも必要です。こういったものは計量時にチェックされることが多く、計量時に持参していく準備をお願いします(アマチュアは当日計量が多い)。

バンテージはプロでも強制ではないのでしなくてもいいが、する場合は指導員や巻ける人に聞いてみるといいです。

MMAは性質上、上半身裸が多い。ズボンは膝上にあるものがよく上記写真のズボンでいいです(現在発売中)。バンテージは必要ありませんが、巻ける人に聞いてみるといいです。体にクリームなどを塗るのはプロ、アマ問わず禁止です。※プロがよく目の周りにワセリンを塗っていますが、アマチュアもヘッドギアをつけない時はワセリンが塗られる場合があります。MMAはレガースを持参する場合が多いです。黒系か白系の布タイプのレガースです。これを履いて出場します。

グローブ、レガース、ヘッドギアはKICK、MMAも貸し出しが多いのですが、これもまた、前日までには確認してください。

柔術は日本だとほぼJBJJFとASJJFという団体での試合になります。ルール、規定(道着の規定など)は佐藤先生を始め、指導員に聞いてください。あまりに多くてここには書けません。ただ、KICK、MMAとは違い試合前計量が主流(2回戦目以降は計量なし)。減量計画が必要ですね…

格闘技は武道と言っても危険なスポーツです。野蛮と言われても理解ができると思います。だからこそ、自分自身を鍛え、制御できるようにならないといけません。そのためにもルールを知る、体を知る、心を知ることが大切です。そのために練習と経験が必要です。長くなりましたが、最低限、ルールに従う、練習する、チームメイトを思いやる、試合に感謝する…これが大切だと思っています。