道場で心がけていること…
HIDES KICK!はキックボクシング、柔術、MMAを学ぶことが出来ます。人それぞれでしょうが根底には「強くなりたい」「上手くなりたい」があると思っています。そこは満足させるために今まで頑張ってきたので自信はあります。実力は分かりませんが…そこは格闘技ジムですので当たり前として指導してきました。それにプラスして、子供たちには「礼儀」「お礼」「返事」…この三つを唇にタコができるくらい言っています。人として、社会に出る為、簡単に言えば人に好かれるために言い続けています。親御さんからは喜んで頂いています(と思っています)。僕だけではなくスタッフの間でも「街中でも挨拶してくれる」「返事がよくなった」「良い子だな」という声が聞こえるようになってきました。強くなることより僕はそのほうが嬉しく思います。強ければ良いってのは根本的な「人間性」が出来ていることが条件であって欲しいものです。
逆に大人には挨拶などはさほど求めません。そこはもう社会人(学生には言います)、挨拶等が出来ないだけでその方は損をして、道場にも長く居ることがないか、挨拶の大切さを自然と分かってくれることでしょう。以前いた武道を幼少からやってきた少しやんちゃな生徒の話しです。入館しても挨拶せずいたので「挨拶」と言っても「うーす」と言うくらい。あまりにも酷いので「ちゃんとしろ」と伝えました。武道をしていたのでそこら辺はしっかり出来ると思っていたのできつく言ったら「何でそんなことで言われなきゃならない」と怒り帰っていきました。翌日メールで「やめまーす」と連絡がありました。それくらいから大人への挨拶等の指導は口うるさくしないようになりました。それは僕の役目じゃない…そう思ったのです。
そんなことより大人への対応で気をつけているのは「必ず来ている会員さんに声掛けをする」と「名前で呼ぶ」です。特に新人には声掛け、身の上話を聞くことにしています。うざいかもしれませんが皆さんはそれに答えてくれています。新人だと上手くなるとかもそうですが、皆と上手くやれるのか?と気にする人が多いと思っています。少しでも話すことによって、先輩たちも名前とどういった人かが分かると思います。そうなれば先輩後輩とも話しやすく良い雰囲気になります。また、日ごろ会社や家庭の不満、不安、勿論格闘技の悩みなども聞いたりします。それでガス抜きにでもなれば幸いです。ある生徒が言ってくれました。「この雰囲気だから続けられる。逆にここが無かったらどうなってるか…」リップサービスもあると思いますが、少しでも心の拠り所になってくれれば幸いです。で、一番身の上話を聞いてストレス発散してくれているのはジャスさんとうづらでしょう。うづらの恋愛話は年表が作れるくらいになりました。これからも生徒さんと色々話をしましょう。